はみだす力 スプツニ子!読みました。(最強理系女子)
微熱がまだまだ続くのでこちらも読んでみました。
スプツニ子!さんのはみだす力。
わりとライトに読めるので調子が悪い時にでも読めました。
結構自分にも当てはまる部分もありながら楽しく読めました。
多様性を受け入れない国ニッポン
彼女はイギリスとのハーフで普通の日本人と文化的にも、
見た目的にも普通の子供とは違う所で大分苦労されたみたいです。
日本の教育の姿勢も考える必要がありそうですよね。
正しい答えを教える日本と、
何が正しいか考える海外の学校。
本質はどちらが捉えているかは明白ではあるが、日本の先生も所詮サラリーマン。下らない制度疲労を起こしているんではないでしょうか。
ルールは理由をつけて壊していけ
上記のような下らない制度なんて今すぐにでもぶっ壊していけばいいわけで、
彼女は卒業論文をフォーマットに乗っ取らずラフな形で提出して高評価を得たそうです。
なんというか、勇気を持って一歩踏み出すことが大事というか、
自分以外のみんなもこの制度を下らないなー、無くなればいいなー
とは思ってるんだろうけど、
ルールだから、上司や先生に文句を言われるからなど、
思考停止に陥る作用がいろんなところでかかってしまうが、
彼女はうまくかわしていけるような天真爛漫さというか独特さというか
そう言う自由さを努力して手に入れているような気がしてて、
そう言うのが「はみだす力」なのかなーなんて思ったりしています。
狭い世界でものを語るな
これはすごい共感ができて、学校が嫌だ、職場が嫌だとかっていうのは
そこの世界だけの話で、いろんなところに自分の居場所って
あるんだと思う。
私自身も上海で暮らしてたこともあるからわかる部分があって、
下準備を8割くらいにしてそのあとは多少ぶつかることなんて想定内で前に進んでいくって感覚が結構あったんだけど、
日本で働いていると、10割確実になったところまで準備をするから、
まあ遅い遅い。
しかも同じものを作っているわけではないのでそこまで準備しているのに、
問題は起こるし、完璧に準備したんだからなんでこう言う問題が起こるんだ!
ということになる。
はっきり言って自分は日本の働きかたに違和感を感じていて、
そこでとやかく言われたところで痛くもかゆくもない。
どうやったって大きかれ小かれ問題の起こるものを、
完璧にやろうなんてそもそも馬鹿げている。
それよりある程度決まったら(曖昧な表現にするのが重要)
柔軟に対応していくということの方が100%やりやすい。
自分語りになってしまったが、
自分がいいと思っていない人、職場、コミュニティに
とやかく言われたことなんて放っておけばいい。
まとめ
彼女に共感できるところもあると思ったら、
能力的にぶっちぎられるところもあるので、
メリハリのある楽しい本だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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