海辺に住みたい設計士

海辺に移住するという夢に向かって日々奮闘。当面の目標は一級建築士取得。釣り好き。目に入ったもので「もっとこうしたらいいのに」という思いがネタの記事が多数。

写真スタジオで家族写真を撮るプロのすごさ

久々の土日休み。やはり2週間ぶっ通しで働くとなるとしんどいものがある。体力的にはエナジードリンクを飲みまくりカフェインでだましだましやっていったり、精神的にも納期やら、誰に仕事ふったか、自分が仕事を滞らせてないかなど常に考え続けると結構キテるときもある。

 

そんな時は単純作業に逃げるか、行けそうであれば現場などの確認をしにいったりなんとか凌いだりする。

それにしても、久々の休みのせいか珍しく朝から張り切って掃除をしたり、犬の散歩を娘を連れて家族4人(私、嫁、娘、犬)でちょっと長距離を歩いてみたり、整骨院にいって体のメンテナンスをしたりといろいろと動き回っていた。正直休み前は子供の面倒を夜中にみているので少し睡眠不足気味になるのだが、それでも元気になるので、やっぱりデスクワークなので体力的な疲労ではほとんどないということを実感した。であればいかに精神的なストレスを減らせば自分の仕事は楽にこなせるような気がするが、そこを掘り下げるのは後日に譲る。

日曜には産婦人科から撮影料のクーポン券をもらっていた関係で写真スタジオにいき、家族写真を撮った。クーポン券が撮影料3000円の無料券で、写真とデータ料が大きいA4のもので一枚6000円だ。そしてそこの料金形態の話をするのが写真を一通り撮った後。そうするとどうなるかというと、かわいい娘の写真がたくさん並んでいる状態で、気分が盛り上がったところで金額を明示し取捨選択を迫ってくる。全くいい商売である。もし初めからその料金形態を明確にされていたら、撮るカット数も少なくするだろう。「とりあえず撮るだけはタダですので撮ってから検討されてはどうですか」がキラーワードだ。考えられるパターンをトライできるだけして、後で絞り込んでいくのはデザインの基本だ、最高の一枚を一度もアウトプットしないでワンシーンだけを言葉だけで打ち合わせして決めるのは全く持ってナンセンスだ。

あらかじめ言っておきたいが、今回の写真撮影は大満足だ。あたかも詐欺にあったかのように書いているのは、人がお金をおとすまでの仕組みがしっかりとしているのに感心したということと、私の性格がわるいからだと思う。

記念日でもなんでもない日に写真スタジオにいって写真を撮るのはなかなか難しいと思う。スマホのアプリでそれなりにきれいに撮ることだってできるし、それなりの一眼レフカメラやミラーレス一眼を持っている人だって昨今珍しいわけではない。実際にきてみないとわからないすごさというものがある。赤ちゃんの、カメラを全く意識しないものの、いい顔を撮るのはとても大変である。どこにでもプロというものは存在するんだなと実感したのが、赤ちゃんが喜びそうなトーンであやしながらいい表情をしたら、一瞬で身を引きシャッターを切る。その速度が常人離れしていた。そしてまるで歯医者のレントゲンみたいなカメラで、ばしゃばしゃ撮っていき、出来栄えをみるとやっぱり撮ってよかったと思えるわけである。

結論としては3000円のクーポン券に釣られて30000円くらいの支払いをしてしまったのだが、「やっぱりうちの子が一番かわいいね」と定型文のような言葉を発し嬉しそうに帰った。