コミュニケーションコストの高い人、低い人の特徴
コミュニケーションコスト。
最近知った単語ですが、これがなかなか自分のなかのもやもやをすっきりさせるのに、なかなか切れ味のある単語です。
コミュニケーションコストの高い人というのは端的に言えばイライラする人のことで話をしてもなかなか前に進まない人のことを言います。
コミュニケーションコストの高い人って?
わかりやすく極端な表現をすると、あなたがカレー屋さんに行ったとします。
あなたが「カレーください」というと、カレーのルーのみがでてきました。
すかさず「ライスもください」といってライスもだしてもらいました。
周りを見渡すと食べるものがありません。「スプーンをください」といってもらいます。
食べてみるとなかなか辛かったけど飲むものがありません「お水をください」といってもらいます。
。。。まあこんな店ほんとにあったらつぶれてしまえですがこういう状態がコミュニケーションコストの高い状態です。
じゃあ低い人は?
またカレー屋さんで例えると、
席についた瞬間にスプーンとお水と福神漬け、ラッキョウくらいは準備されて、メニューもまとめてあって「Aセットで」とかいうと、カレーとライス、ナンにサラダなんかついてデザートにマンゴーラッシーなんかでてくる。とします。
こっちのほうがよくないですか?
コミュニケーションコストの低い状態です。
比較しても明らかですが鍵かっこがこっちは1対しかないですね。
これだけで、すべての欲望がかなってます。
次のレベルの会話ができる。
そんなこと言わないでもっと聞いてあげたら?話しかけてあげたら?という言葉もいただきそうですが、別に口数を減らすことがコミュニケーションコストを下げることではありません。
相手が最低限予想できる要望はあらかじめかなえておいておけば、次のレベルの話ができるわけです。
「すぷーんがない~おみずほしい~」とかいってる間に、
「このスパイスはどこ産のものを使ってるんですか?」とか質問できたほうが人生豊そうじゃないですか?
全体の見通しが立っていないといけないのに立っていない状態
もうちょっと実践的にすると、全体の見通しがたっていないといけない立場の人間なのに、見通しがたっていないような状態が、コミュニケーションコストがかさみそうな場面ではありますよね。
壁紙をお客さんに選んでもらおうとカタログもって打ち合わせにいったとします。
選んでもらった壁紙が廃盤で、お客さんのところにまた行って選びなおしてもらいます。
それならカタログの更新年月をみてあ、これちょっと古そうだったらメーカーの営業マンなんかに問い合わせて最新のものをもらってからお客さんのところにいけばコミュニケーションコストはぐっと下がりますよね。
そういうのの積み重ねで気持ちのいい人になっていくのでしょうね。