転職なんて簡単なのに難しく感じさせる3つの理由。
あなたは転職をしたいと思ったことはありませんか?
仕事にやりがいを感じない、職場の人間とソリがあわない、給与が安い等、様々な理由で転職を考えることはあると思います。
私は3回の転職経験があります。
それで感じたことは「転職って大して難しくないな」ってことで、「転職してよかったな」と思っていることです。まあ、まだ満足してないけど。笑
転職自体は難しくないのですが、難しく感じさせるようなものが世の中には横たわっています。
それらをうまく乗り越えて良い生活を手に入れてください。
上司の頃とは時代が違う
まあ上司と言っても色々な上司がいるのでなんとも言えませんが、だいたい40~50代くらいの人が一般的な上司というものと想定します。
彼らの時代はインターネットがそこまで発達していないので、転職活動をするとすれば、求人誌を読むか、会社に直接連絡して求人があるか聞くか、人づてで紹介をしてもらうかあたりだと思うので、まあまあめんどくさいわけである。
仕事終わりにへとへとになってから求人誌を買い集めたり、電話を入れたりと、いろいろするのは正直大変で、「まあ明日にしようか」という先延ばしの精神が生まれてもしょうがないといえばしょうがない。
さらに言えば彼らは飲みにケーションというお酒を飲んで親睦を深めるというコミュニケーションの手法を頻繁にとっているので、平日はおろか、休日も二日酔いで転職活動をする気力がそがれていく。
また、その飲みにケーションで、同僚に励まされた、上司に「君には厳しくあたるけど、実はそれは君を認めているんだよ」なんかいわれて一時的にやる気が湧いてきたりするので転職活動はさらに先延ばしになっていく。
こうしてクローズドな世界でうまくやっていく力を培っていく能力が発達していくわけだが、時代が変わり現代になるとそういう能力は発達していかなくてもよくなってきます。
転職活動は簡単
今はインターネットが発達して、求人情報、履歴書の作成まですべてPC一つでできるようになっている。
さらにエントリーフォームのようなものをいれておけば、向こうからスカウトのメールがきたりして、それを会社のPCやスマホから確認できてアポイントまでとれてしまう。
つまり、今の会社に働きながら、転職活動ができるのである。
飲み会の減少
自分の経験上になるのであるが、不景気であるからなのか、家庭を大切にする風潮が強くなったからなのか、飲み会に誘うのをパワハラにあたるからなのか等、飲み会の数は減っているように思う。
つまり、それだけ転職活動に力を注ぎやすくなっているんだと思います。
(残念ながら励ましあいながらというのも少ない気がします)
オープンな力が発達
最近ではSNSが発達して興味のあるイベントなんかをみつけたら個人で飛び込んでみて初めて会った人たちとコミュニケーションをとったりとオープンな世界でのコミュニケーション能力が発達してきているように感じます。
つまり。。
昔
・転職活動→大変
・飲みにケーション→多い
・クローズドなマインド
今
・転職活動→簡単
・飲みにケーション→少ない
・オープンなマインド
以上のことから転職に向いている時代なのだと思います。
転職経験のない友達ばかり
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/17-2/dl/gaikyou.pdf
上記のURLは厚生労働省の資料ですが、昨今転職がしやすくなったからと言っても、まだまだ転職率って9.9%程度で、10人に1人くらいしか転職の経験がないんです。
なので友達2~3人で飲みに行ったとしても転職経験者がいないことが普通なわけです。
そこでは「まずは3年」とか「我慢してたら回りが開けてきた」とかクローズドな世界にどっぷりと浸かった意見が飛んできます。
そんな話を自信ありげにしゃべってこられたら自分の転職したい思いなんて甘えみたいに聞こえるじゃないですか。
転職経験のない人は、その会社でうまくいっている人、乗り越えられた人なので、転職をしたいと思っている人との思いを共有できません。相談するのはやめておきましょう。
ハラスメントやプレッシャーで視野が狭くなっている
最近過労死や自殺の話とかがあとを絶えないのがすごい心苦しいです。
その原因が、厳しいノルマなのか、上司のハラスメントなのか、長時間労働なのかはわかりませんが、命を落とす前に是非この文字をみてほしいです。
「たかが仕事ごときに人生かけるなよ」
精神的に追い詰められて周りがみえなくなってるから、今つとめている会社が世界のすべてにみえてるだけです。
上記で説明したようにこれだけ転職するのに簡単なプラットフォームがそろっています。
どこかに必ずあなたにあう世界は、あきらめなければ現れると思います。
どうか良い転職先があられますように。
最後までお読みいただきありがとうございます。