海辺に住みたい設計士

海辺に移住するという夢に向かって日々奮闘。当面の目標は一級建築士取得。釣り好き。目に入ったもので「もっとこうしたらいいのに」という思いがネタの記事が多数。

犯罪者の味方

「ニュースみてるといつも犯罪者の味方をするよね」

 

妻からまた面白い指摘をうけた。

 

汚職事件をみたなら、実際おいしい話をちらつかされたとき自分はしっかり断ることができるかどうか。

殺人事件をみたなら、こうゆう条件が揃っちゃったらやろうと思っている人はできちゃうよなあ、とか。

あおり運転の事件をみたなら、あおられるような運転してたんじゃないの?とか。

 

やっぱりどうも加害者を擁護するような発言をしているように自分自身も思う。

 

残念ながら犯罪者はいなくならない

もちろん犯罪のニュースを見たときに発するべき言葉の模範解答は「犯罪者最悪!許せない!」だ。

 

ただそんなのは空が青いように、雲が白いように犯罪者も悪いに決まっている。

 

悪いことが大前提で、彼らの立場に立ってなにがトリガーとなって犯罪者が犯罪者になったのを考えることが肝要なんだと思う。

 

何故ならばどこの国にも必ず犯罪者は存在するからで、彼らに遭遇する確率はゼロではない。

 

 その数%の遭遇を未然に防ぐためにはどうすればいいのか対策が立てておきたい。

 

大きな樹木に囲まれた家だから一目につかないから殺人をしやすいなら、自分の家には低木、ないし芝生だけにしておこう、とか。

 

あおり運転されないためには車線変更したらハザードたくとか。

 

犯罪者なんて「悪いやつめ!まともになれ!」などといったところで大した効果はないだろう。

 

テレビなんかでもコメンテーターがいろいろ糾弾しているのに世界平和はいっこうに訪れない。

 

であればこちら側がそういう人間に接しないような身の振り方を考えないといけない。

 

そのためには犯罪者がどうすれば嬉しいのか、一度彼らなりの歪んだ筋道をたててあげて、その考えが変わらないものとしてそう考えるなら、彼らをどうすればなるべく遠ざける、避けることができるのか考えることができるから、私は一旦犯罪者の味方のような発言をする。

 

一応家庭のある立場、妻子を守ることもしないといけないからそういう考えが強くなってきたのだろうか。

 

だが、残念ながら妻には私はサイコパス野郎くらいにしかみえていないのかもしれない。

 

説明するのがめんどうだから別にどっちでもいいけど。

 

今度飲みにでもいったときにそういう流れになったらはなしてみるか。