即席のミックスダブルス
前回バドミントンの話を書いていて、また1つ書きたいエピソードが浮かんだので書いていく。
私が所属していた大学のサークルでは近所の大学と定期的に交流試合をしていた。
私が男のCランクで、パートナーはBランクの女の先輩だった。
相手も私たちと同じくらいのランクの男女だった。
試合が始まってすぐに、向こうの動きが特殊なことに気づいた。
ミックスダブルス専用の動きをしているのだ。
バドミントンのダブルスで基本的なフォーメーションが二つある。
一つはサイド・バイ・サイド。
シャトルを上げたときになる守備の陣形である。
ネットに対して平行に2人並んで、スマッシュなどの攻撃に備える。
もうひとつはトップ・アンド・バック。
テニスの王子様なんかでやっていたオーストラリアンフォーメーションが、バドミントンでいうところの基本的な攻撃の陣形になる。
ネットに対して直交する形で前後に2人が並ぶ。
後衛がスマッシュなどを打って、甘く返って来た球を前衛が決める。
これがバドミントンの基本的な陣形となる。
それを踏まえた上で、男女のミックスダブルスとなるといろいろなデメリットが生まれてくる。
例えば、全員同じような実力であれば、男子が女子に向かって全力でスマッシュを打てば、決定率があがる。
女子が後ろに行くように球を運べば、男子より遅いスマッシュがきて対処しやすくなるなどがある。
私のサークルの練習でも男女で組んでダブルスをすることはあったが、上記のことを徹底してやると、「空気の読めないやつ」とされてしまうのである程度忖度をしながら、普通の陣形でプレーをすることが一般的となっていた。
ただミックスダブルスの場合でも上記のデメリットを無くする方法がある。
それがトップ・アンド・バックの固定である。
守備の時であろうと攻撃のときであろうとお構いなしに、常に女子は前、男子は後で固定をする。
固定することによって、女子に前で丁寧にショットをつないでもらい、後ろの男子にガンガン攻めてもらうことが出来る。
デメリットとしては、攻撃の陣形で守備もやることになるので、左右の守備範囲を広くとらないといけなくなるが、前にはパートナーがいるので、その分前後の守備範囲は狭くなるので、ミックスダブルスではトッパン(トップ・アンド・バックのことを縮めてよくそう呼んでいる)固定が有効になってくる。
相手がまさにこれだった。
サーブを打つのも前にでて打つのが普通なのに、男子のサーブの時だけ、女子を前に置いて腰を落としてもらい、その後ろから打つ独特なミックスダブルスのサーブを打っていた。
1セット目はその戦法でとられてしまった。
きっちりカタにハメられたという感じだった。
相手の男はガンガンスマッシュをパートナーの女の先輩に打ち込み、緩急で私は前に誘い込まれなすすべなく1セット目は終わった。
1セット目をとられて思っていたことは、「そのシリアスな感じ、なんなん?」であった。
サークルに所属している以上、他大学とは言えある程度のお遊び感を残した上で一生懸命やるのが筋ではなかろうか。
もちろん一アスリートとしては出来ることを全てやってきたのは正しいけど。。
そんな思いが交錯して私は面白くなかった。
そこでインターバル中に思い切ってパートナーの先輩に耳打ちした。
「うちらもトッパン固定でやりませんか?」
無論ミックスダブルスの経験は私もパートナーの先輩もない。
まあ同じバドミントンなんだからなんとかなるでしょ、くらいに思っていった単なる私の思いつきに、先輩は戸惑いながら応じてくれた。
これが功を奏した。
元々プレーが丁寧な先輩は前衛でつないでもらい、相手にあげさせる。
あげさせるとスマッシュを人より早く打つことができるだけが取り柄の私がガンガンスマッシュを打っていく。
適材適所で、各々の力を十分発揮できた結果、2セット目を取り返し、ファイナルゲームで勝ち越した。
相手の戦法をマネして戦況をひっくり返す様は、痛快だった。
サークルのトーナメント
成功体験とまでは言わないけど、誰もが期待をしていないところで思わぬ成果をあげたことがあった。
サークルの合宿の最終日に行われるダブルスのトーナメントだ。
ちなみに競技はバドミントン。
レベルの高いガチガチの試合ではないので得意気に書くのも恥ずかしいが、ちょっと書いていく。
私が大学時代に所属していたのはサークルであって部活ではない。
サークルであると言うことは「強い人も弱い人も平等に楽しめる」ことを信条にしているところが多いし、私が所属していたサークルも間違いなく後者に当たる。
ゲーム練(ここではダブルスの試合形式の練習)なんかをやるときも、大体強い人と弱い人が組んで、実力が拮抗するように決められていく。
強い、弱いの判断基準は、サークルが加入している連盟のランクの基準が用いられている。
詳しい基準は忘れてしまったが、未経験者はEランク、Eランク同士の大会にでて何勝かしたらDランク、経験者はCランク、経験者かつ県大会出場経験が有ればBランク、経験者かつ県大会上位入賞者はAランクとか、そんな感じだったと思う。
Dランクのところでも書いているが、自分のランク内の大会に出て何回か勝つとランクアップしていく仕組みになっている。
ちなみに私はCランク。中高と部活でやっていたが、大会でいい成績もこれといってなく、大学にいっても割と学業を一生懸命やっていたので、サークル自体の参加率もあまり良くなかった。
サークルのゲーム練では、自分より弱い人と組んでフォローに回るような動きをすることもあれば強い人と組んで(C、Aランク対B、Bランクみたいな)ガチガチのバドミントンをやったりしていた。
そんな前情報を書いた上で、サークルの合宿の最終日に行われるトーナメントを書いていく。
前述した通りみんなが平等に楽しめるように強い人と、弱い人でペアが組まれて行く。
A、Eランクのペア、B、Dランクのペア、C同士のペアなんかが妥当なところか。
ただランクの分布も均等になっているわけでもなく、多い順にC、B、D、E、Aと、まばらになっている。
さらにここに男女の調整も入ってくるので完全に平等というのは不可能になってくる。
そんな中私とペアになったのはDランクの男の後輩。
男Cと男Dのペア。Cランクなら最高でもCと組めるはずなので、Dランクとなると平均以下ということになる。
トーナメントを作る側的にはあまり期待してないんだろうな、という感じがよくわかる。
というかトーナメント後の打ち上げで、作った側の幹部連中に「正直全く期待していませんでした」と言われた。
強くもないけど不平不満を言うほどでもない絶妙なところをついている。
まああんまり勝ちにこだわるつもりはないけどやるからには一生懸命やろうと思った。
ここでトーナメントを作った側の誤算が3つある。
一つ目が私が割と細かい指示ができるということ。
たまにサークルに来て、ノリよく騒いで帰るだけの人と思われているのかも知れないが、高校時代に弱小とは言え部長をやっていて、初心者の指導なんかも経験がある。
スマッシュを打たれたら一生懸命上げて返すと初心者は甘い返しになりやすいので、ラケットは振らずに当てて前に落とすだけ。
前に落としたらそのままコートの前に詰めて、甘い玉が返って来たら決める、決めれなさそうならばきっちり上げる。
スマッシュは力いっぱい打たずに、つなげる感覚で打つ。(私がスマッシャーなので、遅いスマッシュを打つと緩急になって、より早く感じる)
などなど、ちょこちょこ試合中にアドバイスをしていた。
二つ目の誤算が後輩君の飲み込みが良かったことだ。
私がした指示は試合中でも考えれば実行できるものばかりだ。
スマッシュのスピードを上げろ。とかレシーブを高く、深く上げろ。とかネット際に浮かさずに落とせ。とかは鍛錬が必要なアドバイスになる。
気の遠くなるような反復練習の中で、体の使い方やラケットの当たる角度なんかを模索して、徐々に身につけていくものになる。
そんなことを試合中に言っても効果が薄いので、身体の使い方を簡単にして勝率を上げるようなアドバイスをした。
簡単な動きをしろと言っているんだから、指示された側は誰でも対応できるでしょ、と思うかもしれないが、なかなかそうも行かないのがバドミントンの世界。
考えてみて欲しい。ついこの前ラケットを握ったばかりの人間が、スマッシュだのクリアーだの一通りのストロークをなんとか覚えたばかりで試合に臨む。
練習の時は同じ場所に、決まった打球がきて打ち返していることが多いのに、試合のように絶えず動き回ってどんなショットが来るかわからない状況で、されたアドバイスをきっちりこなすのはなかなか難しい。
そんな状況下でも割とすんなりとアドバイスを受けて実行してくれる後輩君。
おかげで着々と勝ち星を上げて行くことになる。
三つ目の誤算が私のアドバイスを聞いて実行するだけでなく、アドバイスを定着させて積み重ねられることである。
多い時には1ラリーに一回くらいアドバイスをしていたので、最初のアドバイスは次の試合には多少抜けてくるものだと思う。
しかしこの後輩君は真面目なのか、地頭がいいのか、一度言ったことを最後まで忘れることはなかった。
フレームショットで変なところに飛ばしたり、空振りをしたりはあったがそれは仕方がない。初心者なんだもの。
ただ、私のアドバイスをきっちりこなし定着し、他のアドバイスを積み重ねていく力がある彼は、試合を重ねていく毎に強くなっていっている感じがした。
そんな中、トーナメントを4、5回勝ち上がり決勝まで歩を進めた。
相手はたしか男子Cランク、女子Bランクのペアだった。
トーナメントを作る側的にも、バチバチの優勝候補であるかのような感じが伝わってくる。
女子のランクは男子のランクを1つ下げたものと同等って計算だったと思う。
なので女子Bランクは男子Cランクとして扱われる。
これも正直どうかと思う。
バドミントンなんて、いかにミスをしないかが一番重要になってくるスポーツだ。
速いスマッシュで決めることもあれば、緩いショットでコースをついて決めることもある。
そんな中スマッシュの決定率がイマイチな入賞実績のない男子Cランクと、コースをつくのがうまい入賞実績のある女子Bランクを一緒にするのもなんか違うような気がする。
まあそんなことを言っていたら進むものも進まなくなってしまうので話を進める。
結果は負けた。
最終的にはショットの正確さとかミスの少なさとか、地力の違いで負けたような感じだった。
でもまあ準優勝。いいんではないだろうか。
今ある知力、体力を全て使って得られた結果のような気がしてとても達成感があった。
ゼミ旅行のレク係
私がかつて「自分のやりたいこと」と「まわりから求められていること」が完全に合致していたと思ったのが、ゼミ旅行のレク係だ。
残念ながら、会社に属して給料をもらうといった類のものではない。
ゼミ生の友達と楽し気に役割分担をして決めたことだ。
先生もくるので、少々の緊張感を持ってはいたが、緩い空気をまとっていた。
そこで私の与えられた役割は、伊豆大島で魚を釣るというもの。
あらかじめ場所を指定して、一日中魚を釣る。
そして、釣りをしたくなったゼミ生が釣り場に来たら釣りの手解きをする。
初心者用のタックルは、リールのついた竿に銅付き仕掛け(針の下におもりを付けた仕掛け)にした。
エサはイソメやゴカイなどのミミズ系の虫エサは、気持ち悪がられると私がエサを付けてまわらないといけないのでオキアミ(ボイルした小さなエビ)を本人に付けてもらう。
リールのベール(ラインを出したり止めたりする金具)を上げてラインをフリーにして、ぼちゃんと仕掛けを海中に落とす。
竿先は、あまり手前に持ってきてしまうと足場に引っ掛けてしまうのでリールから先の竿の長さ分くらいは海に出してもらう。
仕掛けを海中に落として沈んでいる間はリールからラインがくるくるとでていく。
ラインが止まったら、おもりが着底したので、ベールを下げ、少しリールを巻いてラインにテンションをかける。
その後は放置。
気分でゆっくりさびいて(竿を持ち上げて、海中のエサを動かして)みてもいい。
伊豆大島は釣り場として恵まれているので、それだけで2-30センチくらいの魚がよく釣れる。
これらの魚は刺身に向かないのが多かったため、下処理をして夕食のBBQの焼き物になってもらった。
その間私もルアーで魚を狙って、40センチくらいのカンパチやブリの子供を釣る。
これらは刺身でイケるので泊まる民宿に持っていって、昼ごはんのメニューに追加で華やかな一品が加わった。
自分の好きなことをやって、自分の好きなことを友達と共有し、自分の好きなことで得た成果を感謝されることは何にも変えられない喜びを得た。
話は少しズレるが、「魚を食卓にまで運ぶ」ことを目的とするならば、釣りという行為ほど費用対効果の悪いものはない。
何万も金を掛けて揃えた道具を持って、ガソリン代を掛けて車で移動し、船に乗ろうものなら、一回1万円はくだらない。
その上釣果が保証されているわけでもなく、ここまで金を掛けてボウズ(魚が1匹も釣れないこと)なんてザラにあるわけである。
船に乗って30センチくらいのサバが1匹釣れただけの日があれば、妻から「1万円のサバだね」などと皮肉を言われる。
さらに、魚の釣れる時間が日の出くらいの時間帯になるので、深夜の3時、4時に起きて釣り場に行くことなどもよくある。
しかも自然を相手にしているので、夏は暑いし冬は寒い。
突然豪雨に打たれることもあったし、頭に雪を積もらせて釣りをしてきたこともあった。
そしてトイレはないけど虫はいる。
車を持っていない頃は終電で釣り場に行って、電車が動き出すまで歩き続け、釣り続けたこともあった。
好きでやっているので、これらのことは前向きにとりくめるのでノンストレスでここまでできるが、これを共有できる人となると、同じくこれらの過酷なことを嬉々としてできる奇特な人は、同じ釣り人くらいしかいない。
なのでどちらかと言うと日陰者のような趣味なのでこれだけ普通の人たちにありがたがられることもなかなかない。
別に見返りを求めてなんかもいないし、好んで過酷なことをしているだけなので、こういう感情が生まれるのも不思議なわけだが、なんだか報われた気がした。
こういうことを仕事にできたらな。と当時、もう10年以上前になるが、思ったことを覚えてる。
それならば釣りのインストラクターみたいなことをやることが自分の幸せなのか。
副業とかでやってみたいとは思うけどどうなんだろうか。
イマイチピンときてないけど、楽しく働くことのヒントが隠れているような気がした。
響かない心
唐突で申し訳ないのだが、仕事がつまらない。
仕事量が多すぎるわけでもなく、すぐキレる上司がいるわけでもなく、給料が悪いわけでもない。
むしろ、2人目の子供が産まれたので仕事量は程よく抑えてもらい、人間関係もそこそこ良好、給料だって「自分の年齢 平均年収」とかネットで検索を掛けると大体ちょっと上回るくらいの金額をもらっている。
そんなありがたい環境にいながら、2021年現在、34歳で社会人になって10年目になる、いい大人の私が恥ずかし気もなく「仕事がつまらない」などとのたまう。
もちろんこの状態が正しいと開き直るつもりは全くない。
私だって、やる気に満ち溢れて精力的に仕事に取り組みたいと思っている。
なんとも言えない虚無感をもったまま働くことを肯定的に書くことはできない。
しかし、今の状況は虚無感を持ったまま働いている。
こんな状況をなんとかしたいと思いながら文章をスマートフォンで打ち込んでいる。
この文章を書いている今現在、「こうすればやる気がみなぎって仕事に励むことができるよ!」というようなところに帰結しよう、みたいな構成はまったく立っていない。
話は変わるが、私はKindleで本を出版している。
2021年12月現在で5冊ほど出版している。
素人でも元手0円で出来る上に、読まれると収益がでるので一度出版すればその後は不労所得となり、寝ていてもどこかの誰かが読んでくれれば収益が発生する仕組みとなっている。
もちろんそんな簡単なものではないことは、5冊出版して痛感するわけだが、そういう夢見る私を含めた初心者Kindle作家向けに書かれた、「本の書き方本」が世の中には溢れている。
そんな本にも書かれている定石は、「まず目次を書くこと」と大体書かれている。
おっしゃる通りだ。まずは骨格を整えてから肉をつけていく。ありとあらゆる文章の基本だと思う。
それに比べてこの文章はいかがなものか。
「仕事がつまらない」とだけ最初に書いて思ったことをただ書いていっている。
目次を生き物の骨と例えるなら、さながらアメーバのように歪で、大して重要でない部分をやたらと広げたり、本当に言いたいことを深掘りしなかったりするかもしれない。
こんな書き方をするのも、理由がないようで少しあるように思っている。
その理由は、私のように仕事にやる気が出なくてなんとかしたいと思っている人に、私が葛藤をして、いろいろ努力をしてなんらかの着地点に帰結する様が追体験出来ればいいと思っている。
そもそも本とは人の知識や経験を追体験するものである部分が強いとは思うが、どこまで感情移入でき、共感でき、明日への活力にできるか、というものだと思う。
かく言う私も色々な本を読んでいる。
特に最近は仕事のやる気が上がるような本をよく読んでいるが、まあ響かない。
ある本ではとにかく仕事は拒まず受け入れる、そして楽しくなくても楽しそうにしていればいずれ楽しいと思える仕事が舞い込んでくるとのこと。
至極まっとうなことを言っていると思う。
ただ、一応仕事はどちらかというと拒むことなんてほぼないし、人前でいる時は割とヘラヘラとしているが10年経っても楽しいと思える仕事に出会えていない。
ただ一人で仕事をしているときは、自覚できるレベルで腐った魚みたいな目をしているので、それが悪いのかとも思うが、結局成功者の成功した部分を切り取って見せられたような違和感を感じる。
またある本では、社会とのつながりを仕事によって維持できていて、それがなくなる怖さを語っていたが、全くピンとこず。
私は転職を5回しているので、割と無職の経験があるのだが、社会とのつながりがなくなることの恐怖など感じたことがない。
無職の期間は趣味の釣りに行ったり旅行に行ったりして、その経緯をブログにアップしたりすることを永遠とやっていた。
他にもツリーハウスのワークショップに参加したりと、お金を作らなくていいなら私は能動的にいくらでも動ける。
故に社会とのつながりがなくなったことなんて痛くもかゆくもない。
厳しいけど仕事が自分の居場所だ、なんかも書いていたから、自分が生き生きと活躍できる居場所が少ない人なのかとも思う。
私は仕事場以外の複数のコミュニティでは生き生きと活動出来ている。
家庭では3歳と0歳の2人の娘と遊ぶことに幸せを感じるし、学生時代の部活のメンバーを集めて定期的にバドミントンをしている。
さらに趣味の釣りも、釣り仲間と行くこともあれば、一人でいっても成立するコミュニティ?といってもおかしくない。
それ以外も友達や家族とアウトドアを楽しんだり、自分が心から笑える機会は割とある。仕事以外では。
また、ある本では経営者の仕事自慢みたいな本で、出先から帰る際に、電話で部下に仕事を振って帰るまでにひとつ終わらせておいてもらう。と言ったことをリモートコントロールなんちゃらとか言って自慢気に書いていた。
てめえみたいなてめえのことしか考えねえクソ上司がクソ仕事振ってくるからこっちのやる気が下がっていくんじゃねえか。
自分が本を出版してみてわかりますが、本当に誰でもできる。
出版社から紙の本を出すには若干ハードルは上がるのでしょうか、東大でたとか、人気のアイドルとか、大手企業で成績トップを出した人とかの話題性で本をだしていて、読者が本当に明日から元気に生きていけるかなんてしったこっちゃないわけだ。
そう言う「なんかすごそう」な人たちの後光を借りた方が説得力が増したように感じることを「ハロー効果」と言う。
肩書きばっかりすごい駄本が世の中蔓延っているから、自分の中でしっかりツッコミを入れながら鵜呑みにしないで、取り入れられることを取り入れてく、という積み重ねが必要なのではないか。
そんなことを言っても仕事のやる気が出るわけでもないのだが、響かないものは響かない。
城ヶ島で大きなカサゴが釣れた話
久々に釣りに行きました。
そして更に久々に釣りのブログをかこうと思いました。
私事ですが、第二子が産まれててんやわんやしている中、私の母が手伝いに来てくれました。
そこで母親に「あんた釣りでもしてきたら?」と言われて、釣りにいくチャンスが産まれました。
なんでもいいから釣りたい
せっかく釣りに行くのだから何かしらの魚は釣りたい。
回遊魚狙いなんかは当たれば楽しいんだろうけど、当たらなければなんの反応もないみたいな釣りはちょっとリスキーな気がする。
しかも前日の夕方くらいに釣りにいくことが決まったので、特に情報が集まっているわけではないので尚更回遊魚を狙っても釣れないだろう。
であれば雑魚も沢山いる三崎漁港に行こう。
昔小鯖とかむちゃくちゃ釣れたし。
あそこなら何かしら釣れるだろう。
釣り方は泳がせ釣り
アオイソメで小さい魚を釣って、魚の引きを楽しみながらもその魚を餌にして、ワンチャン大物を狙う泳がせ釣りがたぶん1番楽しい。これでいこう。
小物釣り用のタックルは管理釣り場でニジマスを釣る用の1900円のULロッド。
たぶん雑魚が釣れても、そこそこ曲がってくれるんじゃないだろうか。
大物用はシーバスロッド。
残念ながら今回これが曲がることはなかった。
とりあえず一服
釣り場に着いたので、とりあえずクーラーボックスに入れたノンアルコールビールで一杯。
昔の私は、釣りとなると飲まず食わず寝ずに、車も当時もっていなかったので歩きまくって、とにかく一心不乱に釣りまくる、という感じでしたが歳をとったからか、釣り場に着いたらゆっくりしたい思いが先行。
コンビニにいってロックアイスとノンアルコールビール2缶とおにぎり2つとパン1個を買って昼食にする。
のんびりしてから竿を垂らす。
釣れずに移動
三崎漁港で釣りを始めるもだいぶ小さな当たりがあるも、全然のらず。
しばらく粘ってかかった魚はキタマクラ。
泳がせ釣りのエサにもならない。
場所を移動する。
城ヶ島の漁港に移動
まずは城ヶ島の釣り堀がある側の堤防に移動。
ここから始まる外道祭り。
安定のクロホシイシモチ。
通称金魚。
浅めのタナに死ぬほどいました。
引きが違うと思ったらニシキハゼ。
大きければもちろん嬉しいですよカワハギは。
ワッペンサイズだったのでリリース。
ここまでかなり時間がかかっていたので、金魚をエサにしていてもなんも掛かってこないので、暗くなる前にテトラの穴釣りでもしてダメなら帰るか、と思いながら移動する。
最後の移動
これが結局よかったのですが、テトラのに移動。
テトラの穴釣りは小さなベラが釣れたくらいでイマイチだったので早々に堤防側に移動。
外海側は先行者でいっぱいだったので内海でスタート。
アオイソメはあと1本。こちらに来る前に、テトラでラインブレイクをしていて、新たに仕掛けをリグるのも面倒な状況。
とりあえずニジマスタックルの方の、1.5ポンドのラインにアジング用のジグヘッドにアオイソメをセッティング。
どこに投げようと思ったところ、海底に30センチくらいのメジナっぽい魚がいたのでそいつを狙ってキャスト。
案の定、私のラスト・アオイソメは虚しくも無視をされ華麗にスルーされたわけですがその後何かしらの魚が、すぐにガン!という強い当たりが1発あった後、ピクリとも動かなくなりました。
あっさりと根にもぐられました。。。
動かなくなることで最初の当たりも本当に当たったのかも不安になっていた。
1.5ポンドの貧弱なラインのテンションをかけたまま、ULロッドをタフに使いこなし、なんとか根から魚を引きずり出した。
出てきた瞬間、魚の引きは今日散々釣ってきた雑魚の引きとは全く違ったものでした。
ULロッドも未だみたことのない角度に曲がっていました。
周りに根があったので一気にゴリ巻きします。
水面に上がってきたのは大きなカサゴ。
1.5ポンドのラインでぶっこ抜くのがとても怖かったのでタモを使って慎重にランディング。
よかったー釣れた。
釣り上げた瞬間ジグヘッドの針が折れた。
危なかったー。
推定25センチくらい。
せっかくの大物だったのにサイズ測るの忘れたー。もったいない。
家に持って帰って食べました
まな板の上のカサゴ。
下の金魚は何も釣れなかったときの為に娘(3)に見せてあげようと思ってキープした金魚。
金魚は唐揚げにして食ったけど衣の味しかしなかった。
カサゴは大きかったので刺身にしてみた。
歯応えがありながら、もっちりしていて、なおかつ甘味もあるのでとても美味しかったです。
なにはともあれ釣れてよかった。
また今度も釣れますように。
電子書籍を発売してみました
しばらくブログは放置していました。
お久しぶりです。
以前は1日1記事!1000文字以上!などという思いでやっていたのですが、
息切れしてしまいましたので、
書きたいものを、書きたいときに好きなだけ書く。
というスタンスに変更したところ、
1年以上も放置していました。笑
今まで書いていた別のブログは、放置の期間が長いと見返した時、
当時の自分の熱感が恥ずかしくなり、削除をして、、というのを繰り返していたのですが、不思議とこのブログは長持ちしています。
たぶん昔ほどの熱意をもって取り組む気持ちが減ってきているのでしょう。笑
結構ニュートラルな気持ちで書いているから、見返しても抵抗が少ないのかもしれません。
これからも更新したらみてあげてください。
さてさて、本題なんですが電子書籍を発売してみました。
書籍の発売ってなんか才能と努力と時間と金が膨大に必要なイメージがありましたけど、元で0円で全然簡単でした。
私がこの情報を知ってから出版するまでが、仕事の片手間で2週間くらいだったので、
思ってた以上にお手軽でした。
Amazonのキンドルダイレクトパブリッシングってやつでセルフ出版しました。
KDPとかGoogleで検索するとでてきますよ。
とにかく出版すること重視でやってみましたので内容や構成に微妙なところもあるかもしれませんが、kindle unlimitedで0円で読めますのでよかったら読んであげてください。
このコロナ禍真っ只中に世界で就職する関連の本ですよ!笑
自分が本にできそうな経験と世の中の状況が嚙み合ってなさすぎるけどまあいいか、
という思いでだしてみました。笑
宜しければどうぞ。